ニュース 電子 作成日:2016年5月16日_記事番号:T00064149
鴻海科技集団(フォックスコン)が携帯電話大手ノキア傘下のフィーチャーフォン(従来型携帯電話)事業と関連ブランドを買収するとの観測が浮上している。実現した場合、鴻海にとってシャープに続いて2件目の海外大手ブランドの買収となる。海外メディアの報道を基に16日付経済日報などが報じた。
海外メディアによると、米マイクロソフトは2013年、ノキアの携帯電話事業を買収し、同ブランドのフィーチャーフォンの24年までの生産・販売権ライセンスなどを取得したが、販売不振を受けて、鴻海傘下で香港上場の富智康集団(FIHモバイル)へのノキアブランドの売却を検討している。
FIHモバイルは16日、「将来的にあり得る取引に対して最終決定はしていない」とコメントした。情報筋は、マイクロソフトは5月末に詳細を発表予定だとした。
FIHモバイルは、アップルやグーグルのスマートフォンを受託生産している。このため業界関係者は、鴻海が両者とライバル関係にあるマイクロソフト傘下のノキアブランドを買収する可能性は低いと指摘した。
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