ニュース 石油・化学 作成日:2016年5月16日_記事番号:T00064153
台湾中油(CPC)の新第3ナフサ分解プラント(高雄市林園区、新三軽)で15日午前11時すぎに大量の火花と黒煙が発生し、約2時間にわたって生産を停止した。同プラントのエチレン年産能力は72万トンで、CPCのエチレン工場としては最大だが、エチレン、ブタジエン、プロピレンの供給に影響はないと同社は説明した。16日付経済日報などが報じた。
火花と黒煙は、低温場内のガス圧縮機がトラブルにより緊急停止し、工程中の半製品がフレアスタックに転送され、フレアスタックが不完全燃焼を起こしたため発生した。
高雄市政府環境保護局は、今回の事故についてCPCの管理にミスがあったと判断し、空気汚染防制法(大気汚染防止法)違反で100万台湾元(約330万円)の罰金を科すほか、新三軽への立入検査を強化すると表明した。なおCPC林園プラントにおける事故は今年に入り4件目。
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