ニュース 運輸 作成日:2016年5月16日_記事番号:T00064159
海運大手、陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)は13日、ハパックロイド(ドイツ)、韓進海運(韓国)、川崎汽船、商船三井、日本郵船の6社で新アライアンス「ザ・アライアンス」を結成することで合意したと発表した。6社合計の積載量は世界シェア18%で3位となる。2017年4月より共同運航を開始、期間は5年を予定している。14日付聯合報が報じた。
陽明海運の盧峯海董事長は、「ザ・アライアンス」加盟社の主力船は1万4,000TEUで、世界の主要港への乗り入れに最も柔軟に対応できると説明。共同運航による効率改善で顧客サービスの質を上げることができると語った。また埠頭(ふとう)を共用することで、それぞれの業務コストを下げたいとの意向も示した。
「ザ・アライアンス」はアジア~北欧航路、アジア~地中海航路、アジア~米国東海岸・西海岸航路、大西洋航路など、東西航路をカバーするほか、中東やペルシャ湾方面への航路展開をさらに広げる。
コンテナ海運市場では、昨年よりアライアンス再編が進んでおり、今年4月には長栄海運(エバーグリーン・マリン)が仏CMA CGMなど3社と世界最大の海運連盟「オーシャン・アライアンス」の結成を発表した。
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