ニュース 電子 作成日:2016年5月17日_記事番号:T00064167
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、矽品精密工業(SPIL)の買収を目指す同業最大手、日月光半導体製造(ASE)が検討しているとされる、自社とSPILを傘下に収める持ち株会社設立構想について、SPILの林文伯(バウ・リン)董事長は16日、「敵対的買収には徹底的に反対するが、合法的なやり方であればどんなことも起こり得る。持ち株会社はそのうちの一つで、他にも多くのことが水面下で進んでいる」と語った。17日付蘋果日報が報じた。
林董事長(右)は株主総会後にメディアの取材に答え、持ち株会社構想に触れた(16日=中央社)
なお持ち株会社設立はいつ発表されるかとの質問に対し林董事長は「今後検討を重ね、発表すべき時が来れば発表する」とのみ語った。また、4月末にSPILとASEの幹部が密会したとの観測についてもノートコメントと述べ、否定しなかった。
なお同日開催されたSPILの株主総会では、スムーズに議事が進行し、提出された議案の大部分が承認された。ASEも大株主として賛成票を投じており、両社が既に協議を重ねている状況をうかがわせた。
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