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抵抗式タッチパネル、世界シェア41%


ニュース 電子 作成日:2008年3月27日_記事番号:T00006417

抵抗式タッチパネル、世界シェア41%


 2007年の世界の抵抗式タッチパネル生産額は13億6,100万台湾元(約45億円)で、そのうち台湾メーカーによるシェアが41%を占めることが、工業技術研究院産業経済趨勢研究センター(IEK)の統計で明らかになった。27日付経済日報が報じた。

 台湾は前年比で3ポイントの上昇で、日本は前年比で1ポイント下落し27%だった。

 IEKによると、今年は、携帯情報端末(PDA)、全地球測位システム(GPS)機能搭載の携帯電話、簡易型カーナビゲーション(PND、パーソナル・ナビゲーション・デバイス)やデジタルカメラ(DSC)の出荷量成長に伴い、7インチ以下の中小型タッチパネルの生産額増加が見込める。台湾は低コストや柔軟な生産体制などの面で優位だが、原材料製造では日本が強く台湾は劣る。

 抵抗式タッチパネルの携帯電話への浸透率は、昨年、世界市場全体の14%、1億6,500万台だった。今年は19%、2億6,000万台まで成長する見通しだ。