ニュース 医薬 作成日:2016年5月17日_記事番号:T00064172
マスク最大手、華新医材(モテックス・ヘルスケア)は15日、マスク需要の拡大を受けて、彰化県の田中工業区で新工場に着工した。投資額は1億台湾元(約3億3,000万円)で、完成後はマスク月産能力が3,000万枚へと現在の3倍に拡大する。17日付工商時報が報じた。
新工場は6階建てで建築面積1,000坪以上。各種防護マスクや創傷被覆材などを生産する。マスクの生産品目は高気密、ダイヤモンド型、スポーツ用、折りたたみ式のN95、救急用などの特許製品だ。
今週20日に発足する蔡英文新政権は医薬とバイオテクノロジー産業に注力する方針で、モテックスはこれに応じて新工場への投資を決めたと説明した。
同社は2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)流行時にマスク生産に参入した。H1N1型インフルエンザや中東呼吸器症候群(MERS、マーズ)の流行、PM2.5(微小粒子状物質)による大気汚染などを受けてマスク需要は大幅に拡大している。
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