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沖ノ鳥島の台湾漁船拿捕、政府対応への支持78%


ニュース 政治 作成日:2016年5月17日_記事番号:T00064185

沖ノ鳥島の台湾漁船拿捕、政府対応への支持78%

 沖ノ鳥島(東京都小笠原村)沖で台湾漁船「東聖吉16号」が違法操業で海上保安庁に拿捕(だほ)された問題で、国家発展委員会(国発会)が16日に発表した世論調査結果によると、市民の78.7%が政府の対応を支持すると回答した。17日付工商時報が報じた。

 台湾政府は、沖ノ鳥島は「島ではない」との認識を示し、今回の漁船の拿捕は国際法に反すると抗議。周辺で操業する漁船を保護するため、行政院海岸巡防署(海巡署)の巡視船と海軍の軍艦を派遣した。

 調査は5月11~12日に電話で行われ、成人1,085人が回答。この問題に関して「知っている」と答えた人は65%、「知らない」が35%だった。

 日本が台湾漁船を拿捕したのは「国際法に反すると思う」と答えた人が68.3%、「思わない」は6.8%と1割に満たなかった。また、政府が巡視船および海軍艦艇を派遣したことについては、「非常に満足している」が9.3%、「満足している」が51.4%で合計60.7%が肯定的にとらえており、「やや不満である」は12.7%、「非常に不満である」が6.5%だった。