ニュース 電子 作成日:2016年5月18日_記事番号:T00064192
過去7年連続で訪台し液晶パネルの大量調達を行っていた、「液晶パネル調達の女王」の異名を持つ白為民・中国電子視像行業協会(CVIA)副会長が今年の6月は訪台しないことが分かった。民進党への政権交代が関係しているとみられる。18日付経済日報が報じた。
白副会長は17日、経済日報の取材に対し、6月の訪台を見送った理由について、「要因はたくさんある。マクロ環境(両岸関係)もその一つだ」と答えた。また、今年のパネル調達額や年内に訪台するかどうかについては「ノーコメント」とした。
白副会長は3月の時点では、6月に予定通り訪台したいと話していた。さらに、台湾の政権交代後も、両岸(中台)パネル産業の提携関係を維持して、韓国に勝ちたいと強調していた。
白副会長は09年より毎年、5月末から6月初めにかけての台北国際電脳展(台北国際コンピューター見本市、コンピューテックス)と海峡両岸顕示産業合作研討会に出席するため、中国の家電メーカーを率いて訪台し、台湾の液晶パネルメーカーと年間調達計画を決定。昨年は2,700万枚、45億米ドルの調達を宣言していた。
コンピューテックス主催機関の中華民国対外貿易発展協会(外貿協会、TAITRA)は、白副会長は訪台しないのでなく時機を見ているだけと説明した。
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