スマートフォン大手、宏達国際電子（ＨＴＣ）は17日、７月より販売されるフォルクスワーゲン（ＶＷ）の新車に、共同開発した車両状態監視システム「カスタマー・リンク」が標準装備されると発表した。通常は１台2,400台湾元（約8,000円）。アンドロイドＯＳ（基本ソフト）、ｉＯＳ搭載のスマートフォンに対応する。中央社などが報じた。
「カスタマー・リンク」があれば、ブルートゥースやクラウド機能でスマートフォンとつないで、車両の状況や走行情報を手軽に取得できる。また緊急事故情報、高速道路状況など、ドライバーに必要なリアルタイム情報を得られる。走行中に異常が生じた場合は、警告を表示し、現在位置周辺の修理拠点情報を提供する。
またミラーリンク機能で、スマホ画面を車のエンターテインメントシステムに表示すれば、タッチパネルで簡単に操作できる。
