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ハイウィンのロボット業務、下半期に黒字化予測


ニュース 機械 作成日:2016年5月18日_記事番号:T00064200

ハイウィンのロボット業務、下半期に黒字化予測

 工作機械部品大手、上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)の卓永財董事長は、中国の景気はまだ好転していないが、製造業発展10カ年計画「中国製造2025(メード・イン・チャイナ2025)」により、新たな需要が生まれると語った。同社のロボット出荷はまだ十分な経済規模に至っていないが、下半期には利益を生み出すと予測した。18日付経済日報などが報じた。

/date/2016/05/18/05hiwin_2.jpg卓董事長は、台湾元安に期待しすぎるべきでないと語り、新政権に対し中立の為替政策を維持するよう提言した(17日=中央社)

 卓董事長は、ロボットの第1四半期売上高、利益は全体の6%だったと語った。台湾の電子メーカーの中国での自動化は予想以上だが、ロボットの導入には時間がかかると話した。

 同社が17日発表した第1四半期連結売上高は29億8,400万台湾元(約100億円)で前期比8%減、前年同期比18%減、純利益は1億4,400万元で前期比39.8%減、前年同期比72%減だった。4月の連結売上高は13億2,400万元で前月比14.1%増だった。

 卓董事長は、第2四半期の受注は前期より良く、第3四半期はさらに上回り、通年の業績は昨年を超えると予測した。