ニュース 金融 作成日:2016年5月18日_記事番号:T00064204
シティバンク(花旗銀行)は18日、電話での顧客サービスに声紋認証を導入した。これまでは身分確認のため、煩雑な質問のやりとりが必要だったが、今後は声をパスワード代わりに15秒ほどで認証が完了するという。18日付中国時報が報じた。
シティバンクではこれまで電話による機密性の低い業務の場合、顧客は身分確認のため2~3件の質問に答え、金銭のやり取りが関わる機密性の高い業務に関しては5件の質問に応える必要があり、約45秒の時間を要していた。
しかし同行の財テクセンターには毎年450万人以上の顧客から電話があり、うち85%が従来型の身分確認方法について時間がかかり過ぎると認識していることが判明したため、声紋認証の導入を決定した。
同行では電話オペレーターとの会話の際に同意を得た上で顧客の声紋データを収集して登録しておけば、次回からは15秒ほど会話すれば本人確認が完了する上、安全性も従来より向上するという。
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