ニュース 運輸 作成日:2016年5月18日_記事番号:T00064206
台南市で、公共レンタサイクルサービス「T-Bike」の利用が8月初旬に可能となる。市交通局は、まずは10カ所にレンタルステーションを設置、年内に50カ所、2018年には全37行政区で200カ所まで増やす計画だ。18日付聯合報などが報じた。
第1弾として設置するレンタルステーションは、台湾鉄路(台鉄)保安駅など仁徳区の都会公園周辺5カ所と、新市区の南部科学工業園区(南科)周辺5カ所。料金の支払いには交通系ICカード「一卡通(Iパスカード)」、「悠遊カード(イージーカード)」、クレジットカードの利用が可能で、借りた自転車はどのステーションでも返却できる。
なお台南では、同市観光旅遊局が後壁区、白河区で観光客向けレンタサイクルサービスを今月より開始しているが、デポジット(預かり金)が必要など交通局のサービスとは制度が異なり、相互利用もできない。
これについて交通局は、観光旅遊局のサービスは観光エリアの狭い範囲での利用を対象とする一方、同局のレンタサイクルサービスは主に通勤など市民の足としての利用を想定したもので性質が異なると説明。しかし市民からは、不便なため統合すべきとの声が上がっており、同局はより利便性の高い公共交通手段となるよう、検討を重ねたいとコメントした。
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