ニュース 電子 作成日:2016年5月20日_記事番号:T00064245
台湾半導体産業協会(TSIA)の盧超群理事長は19日、新政権に対し、中国資本による台湾のIC設計への投資を条件付きで開放してほしいと要望を挙げた。20日付工商時報が報じた。
盧理事長は19日、董事長を務める鈺創科技(イートロン・テクノロジー)の新製品発表会で、新政権に対し、台湾企業の国際社会での活躍をサポートしてほしいと語った(19日=中央社)
TSIAは、中国資本による台湾の半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)への出資比率の制限を参考に、台湾のIC設計への投資を条件付きで開放すべきとの考えだ。
中国資本が台湾のIC設計に投資すれば、技術が流出するとの懸念があるが、盧理事長は「悪意のある人材引き抜き」を防止する法規を制定すれば済むと提言。その上で米国などの先進国には3人以上の集団移籍を認めない条例があると指摘した。
このほか、盧理事長は、ホワイトカラーとブルーカラーに対し、それぞれ異なる労働法規を適用した方が良いと述べた。また、外国人ホワイトカラーの受け入れはさらに開放すべきと語った。
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