ニュース 家電 作成日:2016年5月20日_記事番号:T00064255
ダイキン工業の安藤省吾グローバル戦略本部空調アセアン・オセアニア既存国地域副支配人は19日、工商時報の取材に対し、2~3年以内にエアコン販売額で台湾首位になると目標を語った。20日付工商時報が報じた。
安藤氏は、ダイキンの台湾総代理店、和泰興業を新製品、技術、人材面で支援するほか、業務用エアコンを強化すると述べた。台湾では価格競争を行わず、製品の付加価値を向上させ、適切な価格で販売すると述べた。
和泰興業の李良懿副経理は、同社のビル用マルチエアコン(VRV)は高級住宅が主な販売先だったが、昨年は住宅市場が不景気で、販売台数が6,200台余りと前年水準にとどまったと語った。今年はオフィスやホテルをターゲットに7,000台以上販売し、市場シェアを55%へと、昨年の52%から引き上げる目標を示した。また、小型業務用エアコン「スカイエア」はコンビニエンスストアをターゲットに、今年の販売台数を1万台へと、昨年の9,000台から引き上げ、市場シェアは60%以上、来年65%以上を目指すと話した。
李副経理は、和泰興業の2015年売上高は103億台湾元(約350億円)で、16年は110億元、17年は120億元が目標と話した。20年には600億円を目指す。
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