ニュース その他製造 作成日:2016年5月20日_記事番号:T00064258
経済部が19日発表した製造業の第1四半期生産額は前期比8.62%減、前年同期比13.79%減の2兆8,220億台湾元(約9兆5,000億円)だった。5四半期連続で減少した。春節(旧正月)連休で稼働日数が少なかったことや、2月6日に発生した台湾南部地震で半導体や液晶パネルの生産が減少したことが主因だ。中央社などが報じた。
業種別では、電子部品業の生産額が8,036億元で前年同期比13.79%減少した。うち半導体の生産額は12.19%減少、液晶パネルと部品は32.58%減少した。
自動車と部品業の生産額は947億元で前年同期比7.15%減少した。一部メーカーが1月からの新車買い替え時の貨物税(物品税)減免措置に備え、昨年のうちに在庫を積み増していたことや、輸入車の好調に押された。
原油価格の下落を受け、化学材料の生産額は3,672億元で前年同期比12.01%減少、石油・石炭製品は1,526億元で25.28%減少した。
基本金属業の生産額は2,526億元と前年同期比30.66%減少した。鉄鋼の供給過剰、価格低迷が響いた。
経済部は、第2四半期の製造業生産高は減少幅が縮小する見通しで、原油価格が安定すれば、早ければ第3四半期にプラスに転じると予測した。
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