ニュース 商業・サービス 作成日:2016年5月20日_記事番号:T00064260
シンガポールで19日、同国の国際企業庁と台湾の経済部商業司が共同で「電子商取引フォーラム」を開催した。これは双方にとって初めて政府間で開いた電子商取引に関する会議で、経済部商業司の李鎂司長は「今後、自由貿易協定(FTA)の枠組みの下、専門小委員会を立ち上げて同分野における協力について継続して話し合いを進める」と語った。20日付工商時報が報じた。
李司長(中)率いるTiEAは22日にマレーシアで開かれる「マレーシア・台湾インターネット・Eコマースサミット」にも参加する予定だ(19日=中央社)
同会議には、業界団体の台湾インターネット・Eコマース協会(TiEA)も50人の業界関係者を伴って参加。シンガポールの同業者と交流や商談を行った。
李司長は、台湾の市場は大きくないが、科学技術の発達と国境のないインターネットが台湾の輸出に大きなチャンスをもたらすと指摘。今後、台湾と東南アジアの関係もますます密接になる中、政府も企業の越境電子商取引(越境EC)推進に協力していくと説明した。一方で、越境ECには通関や課税などの問題が生じるため、ルール作りに向けて各国が協議を進める必要があるとの考えを示した。
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