ニュース 政治 作成日:2016年5月23日_記事番号:T00064271
蔡英文総統が、台湾の対日窓口機関、亜東関係協会の会長に、陳水扁政権で国家安全会議秘書長や行政院副院長を歴任した邱義仁氏(66)に就任を要請するもようだ。23日付蘋果日報が報じた。
邱氏は1970年代前半より、当時「党外運動」と呼ばれた民主化運動に参加。民進党結党メンバーの1人で、陳政権では陳元総統の片腕として活躍した。陳政権末期にパプアニューギニアとの国交樹立をめぐる秘密資金の着服疑惑が持ち上がった際(結局は不起訴)に政界引退を表明し、高雄市の田舎で農業を営んでいた。総統府は22日、観測に対して「ノーコメント」と表明した。
日台関係は馬英九政権末期に起きた沖ノ鳥島(東京都小笠原村)海域での台湾漁船の拿捕(だほ)事件で摩擦が高まり、蔡政権は積極的に関係改善に動くとみられている。
台湾の日台関係担当者によると、日台間で今後類似の事態が起きないよう、交流協会と台湾の外交部長の間のホットラインを設け、漁業権をめぐる争議が発生した際には直接連絡を取ることを計画しているという。
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