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《蔡英文総統就任》日本は蔡政権を歓迎、「関係を深化」


ニュース 政治 作成日:2016年5月23日_記事番号:T00064272

《蔡英文総統就任》日本は蔡政権を歓迎、「関係を深化」

 蔡英文総統の就任について菅義偉官房長官は20日記者会見で、「歓迎したい。台湾はわが国と基本的な価値観を共有し、緊密な経済関係と人的往来を有する重要なパートナーであり、大切な友人だ」と述べた。岸田文雄外相も、日台は非政府の実務関係とした上で「協力と交流のさらなる深化を図っていきたい」と語った。

/date/2016/05/23/17tsaiimai_2.jpg就任式典の後、今井正交流協会理事長(右)と握手する蔡総統(左)(20日=中央社)

 日本は蔡総統の就任式に252人から成る諸外国で最大の祝賀団を派遣した。蔡総統は20日の就任式終了後、日華議員懇談会の衛藤征士郎副会長と会談した際、新政権は従来の良好な基礎の下、日本と相互信頼と交流を強化し、外交で協力を求め、平和と理性的な態度で日本と重要な問題について協議を行いたいと語った。

 同日、台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)も、東京の駐日代表公邸で祝賀レセプションを開き、交流協会の大橋光夫会長や日華議員懇談会の山東昭子副会長、自民党の「日台経済文化交流を促進する若手議員の会」の岸信夫会長らをはじめ、在日台湾人団体など150人が参加した。大橋交流協会会長は、「(蔡総統の就任は)台湾の新たな幕開けとなる。日台関係と絆がより一層強固なものになると確信しており、今後双方間で意見の相違が発生しても、胸襟を開いて話し合い問題を解決したい」と強調した。