ニュース 社会 作成日:2016年5月23日_記事番号:T00064273
蔡英文総統が20日の就任演説で、司法改革を積極的に進める考えを表明した。これを受け、新政権は今年10月に司法国是会議を開き、広く市民の参加を求めた形で改革を進める構えだ。21日付自由時報が伝えた。
蔡総統は就任演説で、「司法改革は台湾人民が最も関心を持つ議題だ。司法が人民に寄り添えず、人民に信頼されておらず、犯罪を効果的に抑え込むことができていない。司法が正義を守る最終ラインとしての機能を失っているというのが、人民の普遍的な受け止めだ」と指摘した。背景には凶悪事件や社会的に反響が大きい犯罪に対し、庶民感情とはかけ離れた判決が相次いだことがある。
邱太三法務部長は20日、国是会議に先立ち、公式ウェブサイトを立ち上げ、議題や庶民の不満に関する提言を集める考えを示した。国是会議準備委員会の召集人に林碧炤・総統府秘書長を充て、委員の過半数は法曹界以外から選出する。
邱法務部長は「司法改革と司法国是会議は、ウェブサイト開設、国是会議準備委の設置、常設改革委員会の設置という3段階の手順を踏む」と説明した。
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