ニュース 政治 作成日:2016年5月23日_記事番号:T00064275
国民党寄りの聯合報が23日発表した市民アンケートの調査結果によると、「蔡英文政権が両岸(中台)交渉を続けるために『1992年の共通認識』(92共識)を認める」ことに賛成が40%、反対は30%、無回答が31%となり意見が割れた。また、蔡総統の1月の当選以降のパフォーマンスについては、52%が満足、10%が不満、38%が無回答となり、満足は過半だったが、馬英九前総統の66%、陳水扁元総統の79%を下回った。
一方、蔡総統の就任演説での「92年の中台対話の歴史的事実を認め、中華民国の現行の憲法体制の下、過去20年間の交流の成果と台湾の民意を基礎に推進する」との文言に対しては、63%が満足、20%が不満、17%が無回答となった。また、蔡総統就任後の中台関係について、「大きな変化はない」は36%、「さらに発展する」は18%、「後退する」は21%、「無回答」は25%となった。
蔡政権に最も期待することは、「経済構造の転換」が46%、「社会のセーフティーネットの強化」が16%、「公平公正な社会の実現」が15%、「地域と中台関係の平和的発展」が8%、「外交および国際問題」が4%となった。
アンケートは5月20~22日に電話で実施され、1,056人から回答があった。
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