ニュース 電子 作成日:2016年5月23日_記事番号:T00064277
発光ダイオード(LED)最大手、晶元光電(エピスター)の張世賢副総経理は、傘下の璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)の龍潭エピタキシャルウエハー工場(桃園市)が今月20日に閉鎖されたとの情報について、生産ラインを停止することは事実と認めた。さらに、同工場ではMOCVD(有機金属気相成長法)装置30台のうち5台しか稼働していなかったため、コスト対策のため新竹工場に生産を集中させると説明した。23日付蘋果日報が伝えた。
エピスターによると、フォルモサ龍潭工場の閉鎖で影響を受ける従業員は約90人。エンジニアと技術部門の人員は、他の生産部門に移る。新竹工場への配置替えを希望しない従業員には、解雇手当てを支払った上で解雇する。
エピスターは2015年第2四半期から4四半期連続で赤字を計上した。14年にフォルモサ・エピタキシーを合併した際には、エピタキシャルウエハーの生産額で世界シェア4割を獲得したが、その後のLED市場の悪化を受けて相次いで人員整理を余儀なくされている。
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