ニュース 電子 作成日:2016年5月23日_記事番号:T00064278
日本のIT市場調査会社、MM総研がまとめた日本の2015年度(15年4月~16年3月)における同国タブレット市場シェア調査によると、華碩電脳(ASUS)は8.3%(74万5,000台)で3位と、前年度の2位から順位を落とした。2位は中国・華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の8.5%(76万8,000台)で、前年度5位から順位を上げてASUSを逆転した。首位はアップルの40%(361万台)で、6年連続となった。21日付工商時報などが報じた。
ASUSは今年、タブレット端末市場の需要不足、および製品端境期の影響で、第1四半期のタブレット端末出荷量は約100万台と前年同期の150万台から約33%減少し、同分野では四半期ベースで赤字に陥ったとみられる。今年通年のタブレット端末出荷量は500万~600万台の見通しだ。
日本の15年度のタブレット端末市場の総出荷台数は909万台で前年から2.8%縮小、MM総研が統計を取り始めて6年で初のマイナス成長となった。しかし16年度は、米グーグルのアンドロイドOS(基本ソフト)機種や、SIMフリー(通信キャリア契約なし)機種の需要拡大により、前年比7.4%増の970万台、17年度は1,060万台に達するとの予測を示した。
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