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台湾メーカーのQ2スマホ出荷、43%減予測


ニュース 電子 作成日:2016年5月23日_記事番号:T00064280

台湾メーカーのQ2スマホ出荷、43%減予測

 電子時報系のデジタイムズ研究センターの予測によると、華碩電脳(ASUS)や宏達国際電子(HTC)など台湾のスマートフォンブランドの第2四半期出荷台数は前期比15%増えるが、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、鴻海精密工業など受託メーカーの出荷台数は15%減となり、台湾メーカー全体では前期比9.7%減、前年同期比42.9%減の1,260万台となる見込みだ。21日付蘋果日報が報じた。

 デジタイムズ研究センターの予測によると、ASUSは「ZenFone2」の販売が依然好調で、第2四半期の出荷台数は440万台となる見込みだ。HTCはロー~ミドルエンドの新機種効果で320万台に微増となる見込みだ。

 一方、市場調査会社、ガートナーの統計によると、第1四半期の世界市場でのスマホ販売台数は3億4,900万台で、前期比13.4%減、前年同期比3.9%増となった。ブランド別では、サムスン電子が前期比2.7%減、前年同期比横ばいの8,118万台でシェア23%の首位だった。アップルは前期比27.8%減、前年同期比14.2%減の5,162万台で、前年同期比で初めて2桁減となった。

 中国メーカーが台頭しており、3位以下は▽華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)、2,886万台(シェア8.3%)▽広東欧珀移動通信(OPPO)、1,611万台(シェア4.6%)▽小米科技(小米、シャオミ)、1,504万台(シェア4.3%)──と、3社合計でシェアが17%に上った。