ニュース 電子 作成日:2016年5月23日_記事番号:T00064281
市場調査会社、ガートナーが20日に発表したスマートフォン世界市場における第1四半期のブランド別出荷台数で、アップルが5,162万9,500台で2位(シェア14.8%)となったほか、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)が2,886万1,000台で3位(8.3%)、小米科技(小米、シャオミ)が1,504万8,000台で5位(4.3%)と、5位以内に鴻海精密工業が受託生産を手掛けるブランドが3社ランクインした。21日付経済日報などが報じた。
なお23日付同紙が日経新聞の報道を基に伝えたところによると、鴻海傘下の富智康集団(FIHモバイル)はファーウェイのスマホ生産を手掛ける新工場を中国・貴州省に設置する計画とされる。鴻海は現在、非アップル顧客の開拓に注力しており、中でもファーウェイは今後の成長をけん引する重要顧客と見て関係を強化する方針とみられる。
一方、市場調査機関IDCの統計によると、シャオミの第1四半期出荷は前年同期比32%減の920万台と大幅減となり、シェアもトップ5圏外に転落した。また日経新聞も22日、情報筋の話を基に、スマホの年間出荷台数で今年初めて前年割れとなり、鴻海の同ブランド向け出荷台数も前年比10%減少すると予想している。同じくシャオミからスマホ生産を受託する英業達(インベンテック)も下半期の受注量が縮小する見通しだ。
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