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シリコンウエハーの環球晶円、トプシル社の半導体事業買収へ


ニュース その他製造 作成日:2016年5月23日_記事番号:T00064284

シリコンウエハーの環球晶円、トプシル社の半導体事業買収へ

 シリコンウエハー大手、中美矽晶製品(シノアメリカン・シリコン・プロダクツ、SAS)傘下の環球晶円(グローバルウェーハズ、GWC)は20日、デンマークの超高純度シリコンメーカー、トプシル・セミコンダクター・マテリアルズ傘下の半導体向け事業を3億2,000万デンマーク・クローネ(約53億円)で買収することで契約を交わしたと発表した。7月に正式な合併手続きが完了する予定だ。21日付工商時報が報じた。

 環球晶円によると、1959年創業のトプシル社はFZ(浮遊帯)法によるシリコンウエハーの技術開発、製造で世界をリードするメーカーで、同社が生産する3~8インチウエハーは自動車および重電分野で高い評価を受けており、同分野での環球晶円の今後の発展に貢献が見込まれる。

 なお環球晶円とトプシル社は20年前から提携関係にあり、2001~03年には環球晶円の徐秀蘭董事長がトプシル社の会長を務めていた。