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連休夜間の高速道路料金免除、試験的に中止


ニュース 運輸 作成日:2016年5月23日_記事番号:T00064288

連休夜間の高速道路料金免除、試験的に中止

 賀陳旦交通部長は22日、連休時に高速道路で交通量を分散するために実施している夜間の料金免除措置を端午節連休(6月9~12日)に試験的に取りやめる考えを表明した。高速道路で連休夜間の事故率が高いというのが理由だ。23日付聯合報が伝えた。

/date/2016/05/23/13tollway_2.jpg賀交通部長(前)は、高速道路を走る長距離バスの休日夜間料金は21%以上の割引率を確保したいと述べた(23日=中央社)

 台湾では連休時の高速道路料金免除措置が定着しており、反発も予想される。賀交通部長は23日にも立法院での質疑に臨む。

 交通部は端午節連休の交通量は春節(旧正月)連休などに比べ少ない上、料金免除措置を実施しても夜間のオフピーク時間帯への誘導効果は小さいとして、端午節連休に料金免除措置を試験的に取りやめることにした。今後は効果を見極めた上で、中秋節や春節でも料金免除措置を取りやめるかどうか検討していく。

 賀交通部長が根拠として挙げた事故率だが、連休夜間の料金免除時間帯(午後11時~翌午前6時)の平均事故件数は通常の休日の1.4倍に増えるという統計がある。