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Q1訪台中国人旅行者、12%増


ニュース 商業・サービス 作成日:2016年5月23日_記事番号:T00064289

Q1訪台中国人旅行者、12%増

 中央銀行(中銀)経済研究処の林淑華副処長によると、第1四半期の訪台中国人旅行者は前年同期比12.73%増加した。1月の総統選挙で民進党主席の蔡英文氏が当選して以降、中国からの観光客が激減するとの観測が絶えないが、統計上は依然増加していた。21日付蘋果日報などが報じた。

 林副処長によると、第1四半期の訪台外国人旅行者は前年同期比16.03%増で、中国人が依然4割を占めた。日本人は20.88%増、韓国人は19.64%増だった。

 中銀が20日発表した国際収支統計によると、訪台外国人が台湾で消費した旅行収入は前年同期比5.4%増の36億5,900万米ドルだった。

 中銀の関係者は、訪台中国人旅行者の増加が、旅行収入を押し上げたと説明した。ただ、訪台外国人旅行者の伸びよりも旅行収入の伸びが小さく、1人当たり消費額や滞在日数は減少していると分析した。

 なお、第1四半期の金融収支は純流出189億2,000万米ドルで、過去最長23四半期連続の赤字となった。純流出額は累計2,569億800万米ドルだった。