ニュース 医薬 作成日:2016年5月24日_記事番号:T00064300
肝臓がん新薬開発のオンコリスバイオファーマ(東京都港区)は20日、台湾の新薬開発業者、基亜生物科技(メディゲン・バイオテクノロジー)と共同で臨床試験を実施しているがん治療用の腫瘍溶解ウイルス「OBP-301(テロメライシン)」について、中国の製薬会社、江蘇恒瑞医薬(江蘇省連雲港市)へのライセンス供与を目指す基本合意書を締結することを取締役会で決議した。
テロメライシンはオンコリスが開発したもので、同社とメディゲンは2014年11月から安全性などを評価するための第1相、第2相臨床試験を台湾と韓国で実施している。
オンコリスは今年11月末までに江蘇恒瑞医薬とのライセンス契約締結を目指す。
今後中国で臨床試験を実施する際、中台の病院各4カ所での臨床試験データを相互認定する「4+4」制度が初適用される可能性があり、新薬開発コストの大幅な節減が期待されている。
テロメライシンに関する権益は、メディゲンが台湾で、オンコリスが韓国でそれぞれ100%保有するほか、その他の市場ではオンコリスが3分の2、メディゲンが3分の1を保有することになる。
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