ニュース 商業・サービス 作成日:2016年5月24日_記事番号:T00064306
経済部統計処が23日発表した小売業の4月売上高は前年同月比2.3%増の3,279億台湾元(約1兆1,000億円)、飲食業は前年同月比3%増の339億元となり、いずれも従来予想を上回った。24日付工商時報などが報じた。
経済部は小売業の好調について、量販店の販促強化、コンビニエンスストアの児童節セールに加え、百貨店の連休中の売り上げや母親節(5月14日)の予約注文、旅行者の増加が寄与したと説明した。また輸入自動車が自動車市場の売上高510億元の44%を占め、前年同期比6.2%の大幅上昇となったことも寄与した。
飲食業では、レストラン業がチェーン店の増加や清明節連休によって前年同期比3.3%伸びた。
経済部は、飲食・小売業の5月売上高について、前年同月比2%前後の伸びを予想している。
なお、卸売業の4月売上高は7,676億元で前月比2.3%減、前年同月比5.8%減だった。中でも建材業が鉄鋼価格下落と台湾での金属建材の需要低下により前年同月比13.3%減、衣料類は輸出減により11.8%減で2桁のマイナス成長となった。機械器具は日本からのノートパソコンや液晶テレビなどの受注が減少し7.3%減。ただ、自動車・二輪車は在庫補充需要により8.7%増加した。
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