ニュース その他製造 作成日:2016年5月24日_記事番号:T00064310
経済部統計処が23日発表した4月の工業生産指数は102.12ポイントで前月比5.98%下落、前年同月比4.06%下落した。前年同月比マイナスは12カ月連続で、2008年の世界金融危機当時に並んだ。楊高顕副処長は、世界金融危機当時ほど深刻ではなく、低迷が長引いているだけと説明した。24日付工商時報などが報じた。
うち9割を占める製造業生産指数は102.68ポイントで前月比5.99%下落、前年同月比4.5%下落した。
業種別では、電子部品が前年同月比3.22%下落、化学材料が1.86%下落、コンピューター・電子製品・光学製品が5.17%下落、機械設備が17.74%下落した。自動車・部品も7.2%下落した。輸入車の市場シェアが4割を超え、台湾生産車の販売が押されて、自動車生産量が6.19%減少し、部品生産も減少した。
楊副処長は、モノのインターネット(IoT)などによる応用製品の拡大で、半導体の生産指数は前年割れが9カ月続いたが、5月はプラスに転じる見込みと語った。また、鉄鋼価格や原油価格の回復から鉄鋼・石化製品の生産が増え、5~6月の製造業生産指数は下落幅が2%以下に縮小すると予測した。
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