ニュース 社会 作成日:2016年5月24日_記事番号:T00064312
林全行政院長は23日、一昨年のヒマワリ学生運動で、行政院の建物が一時学生らによって占拠されたことに対し、馬英九前政権が学生たち126人に対し行っていた刑事告訴の取り下げを発表した。中央社などが同日報じた。
林行政院長は、前政権による告訴は政治的判断の下に行われたが、ヒマワリ運動の訴えは既に社会的な共通認識となっており、政治事件を単純に法的問題として扱うことはできないと取り下げ理由を説明した。
学生たちは当時、立法院を24日間にわたって占拠したほか、行政院を一時占拠、台北市警察局中正第一分局を包囲するなどして、公務執行妨害、扇動、建造物侵入などの罪で起訴されていた。
行政院による告訴撤回に対し、当時の運動リーダーの1人、陳為廷氏(25)は、「正しい決定」と評価しつつ、行政院占拠事件以外で依然半数の被告が告訴されているため、各界は引き続き関心を注いでほしいと訴えた。
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