ニュース 電子 作成日:2016年5月25日_記事番号:T00064320
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、矽品精密工業(SPIL)と同社の買収を目指す同業最大手、日月光半導体製造(ASE)は24日、両社を傘下に収める持ち株会社を設立する構想について双方が意見交換を行ったことを認め、今後、合意に達した場合、正式に発表するとコメントした。25日付経済日報は、早ければ今月末、遅くとも来月末までに持ち株会社の枠組みが明らかになると見通しを示している。
当初、SPILの完全買収を目指していたASEは、3月17日にSPILに対する第2次株式公開買付(TOB)が不成立となった後、持ち株会社構想を打ち出した。これによりSPILをASEの子会社とするのではなく、SPILの林文伯董事長や蔡祺文総経理を持ち株会社の董事に迎え、共同で経営に当たる方針を示したことでSPILが態度を軟化させたとみられる。
ただ、SPILは同日、「双方の交渉は継続中で、最終的に契約に至るかどうかは確定していない」と強調した。
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