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アップルのノートPC用、GISが初受注


ニュース 電子 作成日:2016年5月25日_記事番号:T00064324

アップルのノートPC用、GISが初受注

 25日付経済日報によると、鴻海精密工業傘下のタッチパネルメーカー、業成控股(ゼネラル・インターフェース・ソリューション、GIS)はアップルのノートパソコン用を受注した。アップルからのノートPC用受注は初めてで、今年第3四半期の業績向上に貢献しそうだ。

 同社は24日株主総会を開催し、周賢頴総経理が、GISは過去4年以上にわたってシャープとIGZO(酸化物半導体、イグゾー)パネルの開発で協力しており、鴻海によるシャープ買収で恩恵を受けると説明した。IGZO技術は昨年、アップルのタブレット端末「iPad Pro」12.9インチ版に採用され、GISはタッチパネルを独占供給した。今後、IGZOパネルが9.7インチiPad、ノートPC、スマートフォンへと採用が拡大するにつれ、恩恵も増大するとみている。

 周総経理はまた、第4四半期にマイクロソフトもIGZOパネルの採用を開始する予定で、今後は非アップル顧客へのタッチパネル出荷も増えると説明。GISのタッチパネル一貫生産工程「メガサイト」への期待感を示した。