ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年5月25日_記事番号:T00064333
中国鋼鉄(CSC)が24日発表した4月の連結税引き前利益は前月比72.3%増の15億4,900万台湾元(約52億円)で、昨年5月以降で最高だった。鉄鋼価格引き上げが貢献した。25日付経済日報などが報じた。
4月の連結売上高は前月比7.44%減、前年同月比9.74%減の228億8,300万元だった。販売量は95万7,813トンだった。
1~4月の連結売上高は878億4,100万元、連結税引き前利益は23億7,900万元だった。販売量は366万1,768トンだった。
市場では、鉄鋼価格の大幅引き上げや営業外収益によって、CSCの第2四半期利益は50億元と前期の10倍が予想されている。
同社は27日に7~8月のオファー価格を発表する予定だ。同社は、台塑集団(台湾プラスチックグループ)が6月末にベトナム大型製鉄所の高炉の火入れを予定しており、スラブの受注量が減少するが、熱延や冷延など完成品は価格を引き上げる見通しだとした。
業界関係者は、全面値上げで、熱延価格は1トン当たり2,000元以上上昇すると予測した。
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