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タイメドのエイズ新薬、米で認可申請へ


ニュース 医薬 作成日:2016年5月25日_記事番号:T00064334

タイメドのエイズ新薬、米で認可申請へ

 バイオ新薬メーカー、中裕新薬(タイメド・バイオロジクス)は24日、エイズ治療用の静脈注射剤「TMB-355」の第3相臨床試験で主な評価項目が基準に達したとして、米食品医薬品局(FDA)に医薬品認可を申請する見通しであることを明らかにした。25日付経済日報が伝えた。

 新薬は1型ヒト免疫不全ウイルス(HIV-1)に有効で、第3相臨床試験はまだ完了はしておらず、結果は暫定的なものだ。これまでの臨床試験では、投与後の第2週でウイルスの量が70%以上減少する効果が認められた。

 タイメドは6月に医薬品生産部分について、10月に臨床試験データについて、FDAに書類を提出することにしている。

 タイメドは宇昌生技を前身とし、蔡英文総統が行政院副院長の任にあった当時に設立された。蔡総統は行政院副院長を退任後、民進党主席に就任するまでの期間、宇昌生技の董事長を務めていた。