ニュース 運輸 作成日:2016年5月25日_記事番号:T00064338
中華航空(チャイナエアライン)は25日、桃園~成田線で往復5,100台湾元(約1万7,000円、税別)の早期購入割引キャンペーン「楽GO」を開始した。予約(数量限定)はパソコン版公式サイトを通じてのみ可能となっている。対象は7月9日以降の搭乗分で、預け入れ荷物には別途、20キログラム当たり30米ドルが必要となる。今回のキャンペーンは、格安航空会社(LCC)に対抗する上での試験的な試みで、反応を見て他の路線にも拡大する方針だ。25日付経済日報が報じた。
中華航空は、「楽GO」とLCCを比較し▽1日4便と選択肢が多い▽座席が広い▽音楽や映画が楽しめる▽食事が出る──などが強みと説明。桃園~成田往復で従来の8,000~1万3,000元から5,100元まで値引きしたことで、LCCのターゲットである若者やバックパッカーなど個人旅行者を取り込みたい考えだ。
また中華航空は、台湾人による日本旅行が以前の「2~3年に1回」から「年に2~3回」に増加する現状を受けて、消費者に低価格かつ高品質なサービスという新たな選択肢を加えたと説明。傘下のLCC、台湾虎航(タイガーエア台湾)の業績に影響はないとの見方を示した。
台湾~日本線の航空便数は去年に比べ4割ほど増加している上、6月からフィリピン航空、タイガーエア台湾、威航(Vエア)、スクートが増便を予定しており、価格競争がさらに激化しそうだ。
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