メモリーモジュール大手、威剛科技（Ａデータ・テクノロジー）の陳立白董事長は、同社が進める電気自動車（ＥＶ）や電動バイク用モーター市場への参入について初めて説明を行い、２～３年前から技術開発を進めていると明らかにした。第１号製品は既存製品の1.3～1.4倍のトルク力を備えており、既に多くのＥＶおよび電動バイクメーカーと提携が決定し、来年にも業績貢献が見込めるとの見通しを示した。26日付蘋果日報が報じた。
陳董事長によると、同社のＥＶ・電動バイク用モーター事業は米国のチームが開発を、台湾のチームがシステム統合を手掛けており、今年１月には子会社を通じて外部からも関連技術を取得している。
陳董事長はまた、将来的には技術授権による権利金で収益を挙げるビジネスモデルを中心とする計画で、大手ＥＶ、電動バイクメーカーと提携する可能性もあると語った。
