ニュース 電子 作成日:2016年5月26日_記事番号:T00064351
市場調査会社、IHSテクノロジーの調べによると、サムスン電子ビジュアル・ディスプレイ(VD)事業部におけるテレビ用液晶パネルの外部調達率が3月は74.9%に上り、中でも群創光電(イノラックス)、友達光電(AUO)の台湾メーカー2社から全体の35.6%を調達したことが明らかとなった。26日付工商時報が報じた。
楊静萍IHS研究総監によると、サムスンは昨年より、製品の画面サイズ充実およびコスト競争力強化のため、液晶パネルの外部調達を増やしており、傘下のサムスンディスプレイ(SDC)からのテレビ用パネル調達率が初めて50%を割り込んだ。
今年に入っても、サムスンVD事業部の液晶パネルのグループ内調達率は1月が32.1%、2月が32.6%と推移していたが、3月は生産ラインに問題が生じたことからさらに25.1%まで低下。これを受けて同月、イノラックスからの調達比重が24.1%、AUOからの調達も11.5%まで拡大。なお両社は主に43、50、55、65インチの大型パネルを供給している。
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