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シーザーパーク、市場一体型ホテルを開業へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2016年5月26日_記事番号:T00064360

シーザーパーク、市場一体型ホテルを開業へ

 ホテルチェーン大手、凱撒飯店連鎖(シーザーパークホテル&リゾート)の武祥生副総裁は、台北市八徳路の伝統市場、中崙市場の上層階に、BOT(建設・運営・譲渡)方式でブティックホテルを開発し、早ければ年末にもオープンする予定だと語った。投資額は10億台湾元(約34億円)。伝統市場と一体化したホテルは台湾初だ。26日付工商時報が報じた。

 1~3階が伝統市場、4階以上がホテルで、客室数は139室を計画。平均客室単価は6,000~7,000元を見込む。伝統市場に小吃(軽食)店があるので、ホテル館内レストランは少なめで、宿泊中心となる。

 シーザーパークホテルは、甲山林機構(JSLグループ)と提携し、台北市内湖区の江南市場でもホテルを建設する計画だ。

 シーザーパークホテルは今後1年以内に、中崙市場のほか、BOT方式によるホテルが▽台湾鉄路(台鉄)万華駅、758室▽新板橋車站特定専用区(新北市板橋区)、800室と337室──でオープンする予定だ。同社の客室数は3,000室を超え、台湾最大のホテルグループとなる見通しだ。