ニュース 政治 作成日:2016年5月26日_記事番号:T00064367
中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の張志軍主任は24日、「『一つの中国』という政治的基礎に背けば、両岸(中台)関係には問題が生じる」「台湾独立を目指せば、死が待つだけだ」と述べ、台湾独立路線を強くけん制した。26日付中国時報などが伝えた。
張主任の発言は、北京を訪問した台湾の財界親睦団体、台湾工商団体秘書長聯誼会の陳瑞隆会長らと会見した席での言及で、台湾の蔡英文政権が中台関係で「一つの中国」という原則を明確に掲げていないことに対し、中国側から飛び出した最も強硬な発言となった。
張主任は中台による「1992年の共通認識(92共識)」の重要性を強調した上で、台湾側が中台関係の定義を明確にしていないことをめぐり、「重大な原則にかかわる問題であり、必ず回答すべきで、あいまいにしてはならない」と迫った。
張主任はまた、蔡英文政権が進める「新南向政策」について、「成功するとは思えない。台湾の対中輸出は金額が巨大で、それに代わる規模の市場は見つからない」と指摘した。
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