ニュース 電子 作成日:2016年5月27日_記事番号:T00064374
鴻海精密工業は26日、子会社のフォックスコン・シンガポールを通じ、戦略的投資家と共同で、米国のインタラクティブ・ホワイトボード(IWB、電子黒板)メーカー、スマート・テクノロジーズ社(SMT)の全株式を1株につき4.5米ドルで100%取得すると発表した。買収額は5億4,800万米ドル余りとみられる。27日付聯合報が報じた。
鴻海は、SMTが7月の株主総会で買収案に対する株主の同意を取り付けた後、2カ月以内に株式の公開買い付け(TOB)を完了するとの見通しを示した。買収後、フォックスコン・シンガポールはSMTの全株式の3分の2を保有することになるという。
SMTは従業員数約800人の電子黒板メーカーで、主に教育機関や企業向けに製品を販売している。今回の買収については、鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長が掲げる、モノのインターネット(IoT)を応用して仕事、教育、娯楽、家庭といった生活品質の向上を目指す理想の実現に向けた一環とみられている。
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