ニュース 電子 作成日:2016年5月27日_記事番号:T00064378
資訊工業策進会(資策会)産業情報研究所(MIC)は26日、2016年の台湾の通信産業の生産額(部品の輸出を含む)は前年比2.7%減の3兆2,000億台湾元(約10兆8,000億円)と予測した。うちモバイル通信産業では、アップルの出荷が3.9%減少し、台湾の受託生産額に打撃を与えるとの予想を示した。27日付蘋果日報が報じた。
MICは、台湾のスマートフォン産業の16年生産額は前年比5.4%減の2兆1,275億元と、初の前年割れを予測した。
なお、世界の16年通信機器生産額は前年比2.2%減の4,890億米ドルの予測だ。
徐子明MICアナリストは、スマホブランドの新興市場強化、VR(バーチャル・リアリティー、仮想現実)/AR(オーグメンテッド・リアリティー、拡張現実)やワイヤレス充電といった周辺機器開発が、付加価値向上につながると指摘した。
黄偉正MIC産業顧問は、ハイエンドのVRゴーグル競争は下半期がピークで、来年は低価格VR端末が関連商品やコンテンツの商機を創出すると予測した。
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