ニュース 建設 作成日:2016年5月27日_記事番号:T00064384
住宅専門誌「住展雑誌」が26日発表した台北市の4月の新築住宅、予約販売住宅の平均坪単価は86万3,000台湾元(約290万円)で前月比0.35%上昇し、最近1年7カ月で初めて2カ月連続での上昇を記録した。ただ、前年同月比では5.71%の下落となった。27日付工商時報が報じた。
住展雑誌企画研究室の何世昌経理は、3月に住宅ローン規制がほぼ撤廃されたことで業者が強気に転じ、価格交渉に応じなくなったためと説明した。ただ何経理は、住宅価格が底打ちしたかは現時点でまだ判断できず、2四半期連続で価格が上昇して初めて底打ちといえるとの見方を示した。
台北市以外に4月の新築住宅、予約販売住宅の平均坪単価が上昇したのは▽新北市、0.74%(40万6,000元)▽宜蘭地区、0.91%(22万2,000元)▽新竹地区、0.87%増(23万2,000元)──だった。桃園市は23万1,000元、基隆市は20万7,000元で、それぞれ前月比0.43%、0.48%下落した。
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