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奇美のモニター価格、4月から100〜200元値上げ


ニュース 電子 作成日:2008年3月28日_記事番号:T00006439

奇美のモニター価格、4月から100〜200元値上げ

 
 モニター用パネルのオファー価格が、4月から4~6米ドルの値上げとなることを受け、奇美電子(CMO)とビューソニックではモニターの部分的な値上げを実施する。奇美電子(CMO)の鄭良彬副総経理によると、自社ブランド「CHIMEI」のモニターは、19インチおよび22インチで100~200台湾元(約330円~660円)の値上げとなる予定。一方値上げが需要の高まりを抑えるとの懸念から、明基電通(BenQ)では自社でコストを吸収して値上げをせず、第1四半期15%成長を目指すとしている。28日付蘋果日報が報じた。
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 明基の洪漢青台湾区総経理によると、総統戦後景気が好調に向かっており、3C(コンピュータ、通信、家電)商品の需要も上向きになっているという。明基では、第2四半期のモニター出荷台数は前期比15%成長すると見込んでいる。

 また、鄭副総経理によると、液晶テレビも下半期は好調と見ており、今年台湾の液晶テレビ市場規模は昨年の85万台から30%成長して110万~115万台となると予測し、13%のシェアを狙うと語った。