ニュース 社会 作成日:2016年5月27日_記事番号:T00064393
蔡英文総統は就任から1週間が過ぎた26日、忙しいスケジュールの合間を縫って総統府の各オフィスを巡り、職員にあいさつ回りを行ったほか、記者室にも立ち寄って記者と懇談。記者たちから就任後の感想から総統府での食事まで矢継ぎ早に質問を浴びた。
記者から「総統として職務をこなすことは新鮮ですか、それとも骨が折れますか」と聞かれた蔡総統は「ここまでは苦労ばかり」と答えた。その上で「総統になって最も慣れないことは」と質問され、「外国の要人との会見で原稿を読むこと」と回答した。
先ほど就任後初めて海外からの来賓として米商務省のマーカス・ジャドッテ次官補を総統府に迎え、会見した際、蔡総統は用意された原稿を呼んでいる途中でジャドッテ次官補の名前の中国語表記「賈朵徳」が読めず、しばらく「あー、あー」と言葉を詰まらせたことがメディアに大きく取り上げられ、これが念頭にあったようだ。
また「総統府ではふだん何を食べているのですか」と問われた蔡総統は「家族が弁当を届けてくれている」と明かした。ただ「義姉さんが作っているのですか」との質問には「ある人が用意してくれている」とだけ答え、詳細は明かさなかった。ちなみに、家族が届ける弁当とはいえ、総統が口にする前に護衛担当者による検査が行われているそうだ。
なお蔡総統は依然、官邸への引っ越しを済ませていないが、引っ越した後、盲導犬を引退したラブラドールレトリバー3匹を飼う計画を立てており、現在、専用の犬小屋を用意するか、同じ部屋に住むか思案中だという。蔡総統は愛猫家として知られ、2匹のネコ「想想」と「阿才」を飼っている。このうち「想想」は気性が荒く、3匹のイヌと仲良くやっていけるか不安な面もあるということで、ネコを官邸に連れてくるかどうかはまだ決めていないそうだ。
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