ニュース 政治 作成日:2016年5月27日_記事番号:T00064394
中台関係に詳しい関係者によると、蔡英文政権が発足した今月20日以降、対中窓口機関である海峡交流基金会(海基会)は、中国側の海峡両岸関係協会(海協会)からの連絡ファクスが全く届かなくなったという。26日に就任後初めて記者会見を行った張小月・行政院大陸委員会(陸委会)主任委員は、中国との対話メカニズムが既に中断したのかとの質問に対して、明確な回答を避けた。27日付聯合報が報じた。
張小月陸委会主任委員。ベテラン外交官だが、中国を訪問したことはない。「中国大陸はわれわれの隣人であり、当然仲良く付き合うべきだ」と語った(26日=中央社)
なお、この情報を明らかにした関係者は、 海基会は18日と19日に中国側から懸案に対する大量の連絡を受け取り、中国側まるで在庫を一掃するかのようだったと説明した。
張主任委員は、中台間には非常に多くの人的交流があるため、連絡しない、協力しないといったことは考えられないと説明。犯罪取り締まりや食品安全問題などは双方の公的機関による対応が必要で、中台間にはコミュニケーションと対話がなければならないと強調した。
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