ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年5月30日_記事番号:T00064400
中国鋼鉄(CSC)は27日、7~8月の台湾域内市場向けオファー価格の全面引き上げを発表した。値上げ幅は平均で10.3%、1トン当たり1,701台湾元(約5,800円)となり、2011年4月以降で最大となった。28日付工商時報が報じた。
7~8月の製品別値上げ幅は、▽鋼板、1トン当たり1,100元▽棒線、1,600元▽熱延、1,871元▽冷延、2,157元▽電気亜鉛めっきコイル、500元▽電磁鋼板、1,392元▽溶融亜鉛めっきコイル、1,778元──。
同社は3月、4~5月、6月と値上げを続けている。第2四半期の受注目標は350万トンへと当初目標より4.44%上方修正した。第3四半期は341万トンを目指す。
CSCは、世界的に鋼材の在庫水準が低く、米国と中国で価格が上昇していると指摘した。
劉李剛CSC業務副総理は、米国が中国の電気亜鉛めっき鋼板に対し、高い反ダンピング(不当廉売、AD)関税を適用することから、CSCの川下メーカーは米国市場への販売が拡大するとの見方を示した。
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