ニュース 食品 作成日:2016年5月30日_記事番号:T00064403
食品最大手、統一企業(ユニプレジデント)が150億台湾元(約510億円)を投資して、新竹県湖口郷に建設した総合食品工場が28日、竣工(しゅんこう)式を迎えた。羅智先(アレックス・ルオ)同社董事長によると、湖口工場は主に台湾北部への供給を担い、氷、即席めん、パンの生産を既に開始しており、将来的には楊梅工場(桃園市)から常温飲料製品の生産ラインを移管する計画だ。28日付工商時報が報じた。
竣工の日には子どもたちを招待し、店員体験を行った(27日=中央社)
湖口工場は統一企業にとって台湾で6番目の総合食品工場で、投資額は域内最大となった。日産能力は氷が90トン、食パンが3万3,000本、即席めん(袋入り、カップ入り)が70万個で年産額は100億元を超える見通しだ。同工場では自動化、スマート化設計を数多く取り入れたほか、工場棟の外観デザインを「トースト型」や「カップめん型」とするなど工夫が凝らされている。
なお同工場の敷地面積5万2,674坪のうち半分は未使用となっており、将来はここに観光工場を設置する計画だ。
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