ニュース 商業・サービス 作成日:2016年5月30日_記事番号:T00064405
台湾を訪れる中国人ツアー客が6月も引き続き減少するとの見方が観光業界から出ている。中国人団体ツアーを多く受け入れている大手旅行社は、従来は23~24人規模の中国人団体ツアーを毎月平均200組受け入れていたが、今年6月は70組の見通しだと明かした。28日付工商時報などが報じた。
訪台報奨旅行を取りやめる中国企業も相次いでおり、健康・美容関連の完美(パーフェクト、広東省中山市)は6月に予定していた3,000人のツアーを取り消した。健康・美容関連の嘉康利日用品(シャクリー、北京市)、台湾系直販大手、克緹国際集団(ケルティグループ)傘下の克緹日用品、南京市を拠点とするマーケティング大手も相次いで台湾訪問を取り消し、人数規模は3社合計で8,000人に上る。
なお、内政部移民署の統計によると、5月1~26日の中国人団体ツアー客の来台申請者数は6万4,300人。5月全体では7万人と、3月の26万3,000人から約4分の1に減少する見通しとなる。
こうした状況を受けて中台の大手航空会社は、中台路線の夏季(3月末~10月末)スケジュールで運航便数を冬季より合計592便削減した。減便数は中国南方航空(チャイナ・サザン・エアラインズ)が185便で最も多い。
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