ニュース 建設 作成日:2016年5月30日_記事番号:T00064407
金門島の本島と小金門を結ぶ金門大橋(全長5.4キロメートル)は、着工からこれまで建設現場での事故が相次ぎ、工事が大幅に遅れており、工事契約が解除される可能性が高まっている。30日付聯合報が伝えた。
金門大橋は、金門島の観光業振興と小金門の医療問題解決のために計画された(26日=中央社)
金門大橋は総工費73億台湾元(約250億円)で、工事は入札、落札業者の失格、再入札を経て、国登営造が2013年5月に着工した。当初計画では2017年末に完成予定だが、現在の工事進捗(しんちょく)率は38%にとどまっている。現場では事故が相次ぎ、これまで作業員3人が死亡した。
交通部台湾区国道新建工程局(国工局)は、国登営造には30日以内の改善を求めたが、同局関係者は「30日以内に改善されるとは思えず、解約確実だ」と話した。
陳福海金門県長は「完成はさらに4年遅れるのではないか」という悲観的な見通しを示した。もともと着工に至る入札も難航しただけに、再々入札が実施されてもスムーズに受注業者が決まるか不透明だ。
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